7月1日(くもり)
こうじです。今回も、一人。
なんだか暗〜い感じで終わった前回の東海道歩きだが、別に何かあった訳じゃない。ひとりで長い距離を歩くと脳みそまで疲れてしまうようだ。
今回は気を取り直して普通に歩く。
大井川の手前は、
博物館や
古い家の復元したものなんかがあったりして、
雰囲気がある。
で、いきなり、
「越すに越されぬ大井川」なんだけど、
広い。広いんだけど、水はほとんど流れてなかった。渇水かな。
これくらいだったら橋が無くても、川を渡れるな。。と、思いつつも長〜い橋を渡る。
で、
金谷につくと、また峠道になる。
石畳と言って、
丸い石を敷き詰めた道になるんだが、これが歩きづらい。滑るし、石の間でねんざしそうだし。
これが昔のままの姿かというと、そうではなくて、
最近
「一人一石運動」によって復元されたものなんだが、
質が悪いように思う。
昔の石畳は、もっと気が利く歩きやすいものだったんじゃないかと思うんだよね。箱根の方がまだ歩きやすかった。
途中に、
「すべらず地蔵尊」なるものがあるんだが、
ちょっとでも滑ろうもんなら縁起が悪そうなので、
みんな必死に下を向いて歩いていた。そりゃ滑らんわな。
しばらく行くと、
紫陽花なんかが咲いていて、ちょっと和む。
登ったり下ったりして、
茶畑の中を歩くんだが、
ウグイスが鳴いていたりして、町中を行脚するのとは違って気持ちがいい。
気づくと日坂宿で、
古い民家が公開されていて楽しい。
幼稚園なんかも、
旧東海道仕様だし。
自転車に乗った中学生っぽい女の子は、ただ歩いているだけのおいらに「こんちは〜(^o^)ノ」って言うし。
なんだか非日常というか、古き良き日本というかを満喫した。
掛川に入るところで、東海道は
「七曲がり」するのだが、
おいらは入り口を間違えて六曲がりしかしなかった。
今回は、気合いで浜松まで行くつもりだったのだが、前日にほとんど睡眠を取らずに歩いたので、
力つきて14:30頃に、ここ掛川で終了。。
次回は、浜松辺りまで歩くことになると思うのだが、そうするとこの道中もやっと半分を越したことになる。
紅葉のきれいな頃に京都に着けるようにがんばろう。
ところで、今回から、リュックを変えて
Arc'teryx の Silo 30 にした。
今までは
Karrimor の Epic 35 だった。
おいらは、すべての小道具が雪山仕様だ。
Silo の方が圧倒的に軽くて体にベストフィットするんだけど、慣れずにちょっと肩がこってしまった。
雪山だと雪が入ってうざいサイドポッケなんだけど、雪山仕様の Silo にはない。
歩くときにはペットボトルや地図をすぐに取り出せるサイドポッケが無いとちょっと不便だ。
で、
Arc'teryx
なんだけど、ニセコに来る外人は、
Arc'teryx のウェアを結構着ているので気になっていたのだが。
おいら、いままでは mont-bell だったんだけど、次シーズンから雪山ウェアも
Arc'teryx
の Sidewinder AR Jacket にしてしまった。
日本だとなぜか扱っている店が圧倒的に少ないのでサイズ探すのに苦労した。。
(海外のオンラインショッピング: moosejaw.com とか backcountry.com を見ても、US,Canada国外輸出禁止だし。。2009/11/1追記:今では、
Amazon で買える よ)
おいら、雪山、雪山って言ってるけど、本格的な登山とかじゃなくて軽く登ってパウダー滑るだけなんだけどね。
つづく。